島原市議会 2019-12-01 令和元年12月定例会(第4号) 本文
島原港をスタートし、眉山の山体崩壊が望める秩父が浦公園、今こんこんと水が湧き出ております湧水のわれん川、日本で一番新しい山、平成新山を眺めていただく、そして、眉山を経由し、ひょうたん池公園をゴールとするコースであります。 まさに今、僕が言った全てがジオパークのジオサイトであります。
島原港をスタートし、眉山の山体崩壊が望める秩父が浦公園、今こんこんと水が湧き出ております湧水のわれん川、日本で一番新しい山、平成新山を眺めていただく、そして、眉山を経由し、ひょうたん池公園をゴールとするコースであります。 まさに今、僕が言った全てがジオパークのジオサイトであります。
これによって、先ほど言いました噴石、そして雲仙普賢岳で起きた火砕流、あるいは火山灰で山体崩壊、これは200年前の島原大変肥後迷惑と言われる1万5,000人の災害を出した山体崩壊です。いわば山自体が崩れてそれが海に流れて大津波を起こして、島原半島地域が1万人、対岸の熊本地域は5,000人亡くなられております。1万5,000人入れて、これいわゆる島原大変肥後迷惑という災害であります。
地震群で眉山の山体崩壊を誘発して、これは皆さんご存じですけれども、それの土砂の流入によって津波が起きたということですので、これは実は地震津波とは違いますので、これを除けたら、津波で被害者が出たというのは、ここ400年間記録がありません。今からちょうど100年ほど前、大正11年、これは関東大震災の1年前ですかね。
それから、先ほども言いましたが、200年前、眉山が大崩落をいたしまして、山体崩壊、約3万立米が流れたと、土砂が流れたというふうにお聞きをしておりますけれども、200年前、雲仙普賢岳噴火をして、それからこの眉山が崩壊したということですけれども、その危険性というのが、今も地震の話をしましたけれども、どれくらいの地震があったら眉山の山体崩壊につながるのか研究なされているでしょうか。
雲仙普賢岳の噴火災害では、火砕流、土石流、噴石あるいは山体崩壊などが生起しまして、火山災害のデパートと称されました。 このたびの東日本大震災は、その例えを許していただければ、まさに想定外というより、想像すらできない複合化した巨大災害のデパートであると言えるのではないかと思います。
眉山の観測体制の現状についてでありますが、営林署では今後の眉山地域の有効、適切な治山対策の推進のためのデータ収集や山体崩壊に結びつく前兆現象を早期に把握し、地元自治体等の防災対策に資することを目的に、平成3年8月に眉山観測システムを確立され、観測を続けておられます。